伝統工芸ってなんだっけ?暮らしの道具の本質を探る、家具職人たち
今回伺ったのは、「木響」という家具工房を営む関谷周一さんと佐々木淳一さん。
椅子やテーブルなど、現代のわたしたちの生活になじむ家具とともに、仙台箪笥の修理や制作に携わっています。
「伝統工芸」という話をすると、
真っ先に出てくるのが「守り続ける」「次世代につなぐ」「貴重な技術」のような言葉。
口数が少ない職人さんが、工房にこもって作業していて、弟子がいて…というような風景を思い描いてしまいがちです。
でも、「木響」さんたちの想いは、わたしたちのイメージと少し違っていました