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水素でゴハンが旨くなる!?アウトドア飯には水素が効く!

先日、青森で水素キャンプをした五十嵐さんについて書きました。
結果、水素だけを熱源にした2泊3日のキャンプをみごと完遂!キャンプというより、むしろ「グランピング」に近い豪華さで、水素パワーのポテンシャルを体感させられたイベントになったように思います。

ところで…
わたしは自他ともに認める「おいしい物好き」なのですが、聞き捨てならない貴重な情報を耳にしまして…
 
それが

水素で料理すると、食材が100倍!?おいしくなる


というもので…

おいしいごはん


それじゃなくても東北の食材は全部おいしいじゃないですか!
米から魚、肉、野菜まで、なにもかもおいしくて、転勤で東北に来るとぜったいに太るという声も各所から聞きます。
そんな東北の食材が「水素パワー」でもっとおいしくなるというなら、それは行かざるを得ない!
 
ということで、やってきました、秋保ワイナリー!

2023年10月末に開催された「秋保ハロウィンマルシェ」。入口近くのテントに水素コンロを設置し、三陸の銀鮭、サバ、ほたて、牡蠣、宮城県産の鹿肉や熟成肉を、水素を熱源とした炎でシンプルに焼き上げ、無料でおふるまいするという太っ腹企画です。

この企画は、
一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン (https://fishermanjapan.com/)
秋保ワイナリー (https://akiuwinery.co.jp/)
フードスタジアム東北 (https://tohoku.food-stadium.com/)
株式会社H2&DX社会研究所 (https://h2dx.co.jp/)
東北経済産業局
の5者が水素の可能性の追求を目的に行ったもの。

水素コンロを持って全国各地のイベントを周っているというH2&DX社会研究所のスタッフの方にお話を聞いてみました。ずばり、水素コンロで料理がおいしくなるってほんとですか?
 
「ほんとですね!」
 
という迷いない目、ゆるぎない言葉。これは期待できそう!
 
「ちょっとコンロに手をかざしてみてください。湯気がしっとりする感じがしませんか? 焼いている部分が蒸し焼き状態になっていて、身が縮まりにくい。燃焼温度が高いから外はカリカリなのに、中はふんわりした食感に仕上がるんです」
 
なるほど、食材の旨味を最大限に感じることができるんですね。
 
「肉や魚もおいしいですが、特に野菜は違いが顕著ですよ!キノコなんか、味が詰まってふわっとした食感に仕上がります」

 と、熱い眼差し。
これは魚介や肉も期待できそう!

さて、いよいよ三陸のサバを焼いていただきます!


うっひゃー!

思わず料理まで動画で撮影してしまったのですが、分かるでしょうか、このふんわり感!脂がのっているのに、身がふわっとおいしくて、味がぎゅっと詰まっています。
この日焼いていただいたのは、「金華サバ」などのブランドサバではないのですが、こんなのが朝ごはんに出てきたら、炊飯器がカラになる!

さて、おまちかね、熟成肉の番です。

肉の気配を感じて、テントの前に人だかりが。


肉をブロックで焼いて、包丁を入れます。

いやこれ水素で焼かなくても絶対おいしいだろ…


・・・・・もう、言葉が出ません。
なんで人間って、本当においしいものを食べると、足をバタバタするしかできなくなるのでしょう。

「おいしいでしょう」

と、悶える私の姿を見て、満足げに笑うスタッフさん。

「おっしゃる通り、この肉は水素で焼かなくても十分おいしいのですが、この肉汁のしたたるような感じは、普通の火だと難しいのです。水素だから、こんなにおいしいんです」

水素で食材が100倍おいしくなるという
ウワサは本当でした。
わたしの舌が保証します。

水素というと、危ないとか高そうとか、まだまだいろいろな見方がありますが、新しいエネルギーとして注目株であることは間違いありません。価格の面など、一般に流通することは難しい段階ですが、水素だからこその良さは間違いなくある

水素をエネルギー源にしたイベントや出店は、これからもあちこちで開催予定です。
皆さんも実際に足を運んで、水素のおもしろさを、ぜひ、体感してみてください!




▼宮城・秋保ワイナリーの「ハロウィンイベント」にて地元食材で水素調理を実演いたしました((株)H2&DXホームページ)


※本事業は、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンが、厚生労働省の助成金を得て、新商品開発のための試作品の提供と対面方式のアンケートを実施したものです。
実施にあたり官民コンソーシアムを立ち上げ、東北経済産業局においては水素社会を後押しする取り組みとしてコーディネートを行ったものです。