見出し画像

パリ五輪4位VS公務員 夢の筋肉対決💪(後編)

こんにちは!
とーかくライターのたかちゃんです!

前編では競輪や競輪選手養成所についてご紹介しました。
後編では場所を移して「伊豆ベロドローム」のご紹介、そしてメイン企画である、中野選手との筋肉対決の様子をお伝えします!

また、中野選手からお話も聞くことができましたので、併せてその様子もご紹介したいと思います。



前編をご覧になられていない方は、前編のリンクと中野慎詞選手のプロフィールを掲載しておきますので、ぜひご覧ください。

中野選手プロフィール↓

いざ伊豆ベロドロームへ

日本競輪選手養成所から車で5分。やってきたのは2020年東京オリンピックの競技会場にもなった「伊豆ベロドローム」です。
こちらは日本に3カ所しかない、屋内型の木製250mトラックを兼ね備えた自転車競技場です。

前編では競輪とケイリン(自転車競技場)の違いについて説明しましたが、こちらの施設では、主にケイリンナショナルチームに所属する方々が普段練習しています。

このナショナルチームは、自転車競技を対象としたチームで、世界大会への派遣やオリンピック選手の輩出を行っています。強化指定選手の中から選出され、男子選手は短距離と中距離併せて20名ほどが所属しています。

つまり日本でも超トップクラスの実力を備えた選手しか在籍することができないのです。中野選手もこのナショナルチームに所属し、日々鍛錬に励んでいます。

競輪は数千万円から数億円を稼ぐこともできる一方、ケイリン1本での活動となると、その収入が絶たれることになります。

そのためナショナルチームに所属しつつ、競輪に参戦する選手も多いそうです。(中野選手もその1人です。さすが岩手出身。二刀流!)

中野選手の場合、競輪に集中すれば億単位の年収を稼ぐことも可能なポテンシャルを持っているそうですが、今はオリンピックで金メダルを獲得することに重点を置き、日々練習に取り組まれています。

いざ、ベロドロームの中に入ると、さすが東京オリンピックの会場にもなった場所だけあってめちゃくちゃ広い。入った瞬間は、まるで東京ドームに来たかのような迫力がありました(それは大袈裟か笑)

ベロドロームの様子
左側に五輪マークの跡が見えます

中野選手疾走

私が入った時、ちょうど中野選手のタイム測定が始まりました。この日は、これがラストだったようで、運良く練習の様子を見ることができました。しかも関係者しか立ち入れない場所から特別に至近距離で見学させていただきました。

やはりトップ選手はレベルが違いました。JKA250で見学した養成所の候補生達も十分速いと感じましたが、トップレベルになると最高時速が75㎞にも達するそうです。(普通の車よりも速いですね🚗)

中野選手タイム測定の様子
あまりのスピードにブレてます

この臨場感。伝わりますでしょうか?
速すぎてカメラにしっかり収めることができませんでした笑

ついに対面!

練習を終えた中野選手とついに対面。会うのは20年ぶりのため、めちゃくちゃ緊張しました。ただの一般人である自分が認知されているのか・・・。

そして五輪選手に筋肉対決を挑むという、くだらない企画勝負にノってくれるのか。ここが一番不安でした。

おそるおそる声をかけると、なんと私のことを覚えててくれていました!

まさか20年以上も会っていない保育園時代の同級生を覚えているなんて。
このときはとてもうれしかったです😆
連絡先も交換しちゃいました😄

思わず、保育園時代の写真を見せ、当時の思い出を語り合いました!

保育園時代の写真を見せて懐かしむ中野選手

対決スタート

当初は、アイスブレイクも兼ねて取材をした後、打ち解けたところで筋肉対決を想定していました。しかし想像以上に盛り上がったため、快く対決を引き受けていただき、急遽先に筋肉対決を行うことにしました!

ここで対決のルールをご説明します。
上腕部(腕)と大腿部(太もも)の太さを測定し、それぞれ相手より太い方が勝ちとなります。

競輪選手と言えば太ももは太いイメージがあるため、せめて腕は勝ちたい。そう意気込んでいました。

対決前の一コマ
腕の太さは互角か

上腕測定開始!

まずは上腕(腕)の太さを測定しました。先行は中野選手。
記録は39.5㎝。競輪選手は太ももが特に太いイメージが強いですが、実は
腕も結構太いんです!😲

ずっとハンドルを握っているからでしょうか。やはりオリンピック選手は、すごいんですね。

中野選手の腕を測定

続いて私の番。この勝負は落とすわけにはいきません。しかし記録は、まさかの39㎝。中野選手に0.5㎝及ばず敗北を喫してしまいました😭

なんと中野選手に計測いただきました

太もも測定開始!

太ももは私から測定開始。自分自身、脚は全く自信がないのですが、せっかくの機会ですので、オリンピック選手の胸を借りて対決を挑みました。

たかちゃん脚測定中

記録は57㎝。これはなかなか細いですね笑
↓のサイトによると競輪の男子選手の平均が61.9㎝、女子選手が59.7㎝らしいので女子選手よりも細いですね😅
もっと脚トレを頑張りたいと思います。

せっかくの機会なので測定の前に脚を触らせていただきました!
ジムでも脚の太い方をお見かけすることは何度もありましたが、このレベルの太ももは初めて見ました😅

丸太のような脚
筋肉がみっちり詰まってます

ということで測定開始。気になる記録はなんと70㎝😲
70㎝となるともはやウエストのサイズでしょうか。
競輪選手の平均と比べてもかなり太いということが分かります。(私もこれくらい欲しいです😖)

対戦結果はなんと0勝2敗
このまま負けて終わるわけにはいかないので最後に急遽、私の得意な胸囲(大胸筋)で勝負をさせていただきました!

胸囲測定開始

先行は中野選手。
測定の結果は103㎝でした。正直100㎝を超えてくると思わず、かなり焦りました。(やっぱりアスリートはすごい!)

後攻は私。
測定の結果は103.5㎝。なんとか0.5㎝上回ることができオリンピック選手相手に辛くも勝利することができました😥

※胸囲対決の様子は、きわどい写真が多いため割愛させていただきます🌷

結果まとめ

中野選手の腕は39.5㎝、太ももは70㎝、胸囲は103㎝でした。
対して私は腕が39㎝、太ももが57㎝、胸囲が103.5㎝でした。
ということで今回の対決は、1勝2敗という結果でした。
最後に熱い握手を交わし対決は終了しました。

熱い握手を交わす様子

対談スタート

対決が終わったところで対談の機会をいただきました。

ところで皆さんはパリオリンピックで中野選手が4位になった男子ケイリンの試合をご覧になったことはありますでしょうか?

試合の様子は、こちらの動画をご覧いただければと思います。

ご覧になられた方はご存じかと思いますが、実は決勝でメダル争いをしていたところ落車してしまい本人としても悔しい結果に終わっていました。

また、この時に鎖骨を骨折したようで、その辺のお話も聞いてみました。(私もテレビ越しに悔しい思いをしてました)

まずは、怪我の具合について伺ったところ、怪我は既に完治していて、10月末に開催された競輪の函館レースが復帰戦でした。そこでいきなり優勝を果たし堂々の復帰となりました。さすがですね。

また、競輪を始めたきっかけをお聞きしたところ、中野選手の地元にはサテライトがあり、小学生の頃によく観に行っていたそうです。そこで、のちの師匠にあたる佐藤友和さとうともかず選手と出会い競輪の道に進むことになったといいます。

佐藤選手のプロフィールはこちら↓

競輪選手は他のスポーツから転向してくるケースも多いですが、中野選手の場合は、幼少期から自転車競技をしているんですね!(ちなみに昔はスキーもしていたそうです)

ここから話はどんどん逸れていき、当時の思い出や地元の話題に花を咲かせました笑

そして取材のあと、伊豆ベロドローム内をバンクウォークさせていただきました。しかも、中野選手自ら案内してくれました😆

伊豆ベロドローム
バンクウォークの様子
コーナー部分の傾斜
角度が伝わるでしょうか

写真はコーナー部分の様子です。このコーナーの最大傾斜は、40度を超えていて、下から見るとほぼ壁でした。ちなみにスキーの上級者コースの傾斜は、25度前後であるため、いかに急であるかが分かるかと思います。

この日は中野選手へ日本テレビの取材も入っていて、最後にその様子を拝見しました。

取材ではオリンピックについて熱く語られていました。次のロサンゼルスオリンピックでは悲願の金メダルを獲得してほしいと思います。

オリンピックについて熱く語る中野選手

今回、このような機会をいただき、素人ながら競輪について深く知ることができました。

競輪は賭け事(ギャンブル)というネガティブなイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、自転車競技としての一面もあり魅力がたくさんつまっています。

ギャンブルには手が出せない方でも、自転車競技場として楽しむのであれば、ルールも単純で分かりやすいため、気軽に観ることができると思います。

私も選手の名前や経歴を全く知らないため、これから覚えていきたいと思います。

最後に今回、取材を引き受けてくださった公益財団法人JKA(※)の皆様、そして中野選手に感謝申し上げます。同級生として、日本人として、競輪・ケイリン両方で中野選手のご活躍を期待しております。

最後に、この投稿を見てくださった方は、ぜひスキ(♥)をしていただけると嬉しいです。

※JKAについてはこちら↓


競輪・オートレースの収益金の一部は、地方自治体が行う学校の建設や上・下水道の整備等、公共施設の整備に役立てられ、地方財政に重要な役割を果たしているほか、地域中小企業をはじめ日本の機械工業の発展を支えています。

#五輪 #オリンピック #競輪 #伊豆 #養成所 #筋肉 #自転車 #対決 #取材
#公務員