とーかく

経済産業省 東北経済産業局 です。とーかく(東北経済産業書く)は、当局職員が出会った東北地域の魅力ある人・技術・地域資源等や、当局の取組について紹介します。 経済産業省ソーシャルメディア運用方針 https://www.meti.go.jp/sns/sns_policy.html

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マガジン

  • TOHOKU CRAFT STORY;未来へつなぐ東北の工芸

    4本

    東北の気候風土に育まれた職人の技術とまっすぐな想い。 伝統を継承しながらも、挑戦を忘れず、未来を見つめながら、日々手を動かす。 その理由がここにある。

TOHOKU CRAFT STORY;未来へつなぐ東北の工芸

東北の気候風土に育まれた職人の技術とまっすぐな想い。 伝統を継承しながらも、挑戦を忘れず、未来を見つめながら、日々手を動かす。 その理由がここにある。

くわしく見る
  • 4本

【技の壺】将棋の駒に技アリ〜駒の魅力を味わう3つのツボ〜

兄が将棋の達人だった。 そんな兄を持った私は、幼い頃から将棋のルールをたたき込まれ、 毎日のように対局させられた。 兄は8つも上なので、かないっこなく、 駒落ちでも負けて(しかも八枚落ち。金と歩だけ。) よく泣かされていた。 将棋って、なんだかとにかく、負けると悔しいのだ。 私にとっての救いは、本将棋のほかにも、 まわり将棋、山崩し、はさみ将棋という遊びがあったこと。 涙は絶えなかったが、将棋は、兄が私と遊んでくれたかけがえのないツールで、今でもよい思い出だ。 そんな幼

350年の伝統と400層の包丁(津軽打刃物:二唐刃物鍛造所)

おはこんばんにちは。 東北経済産業局にて地域資源・伝統的工芸品を担当しています、Kです。 東北地域には、確かな技術や歴史に裏付けされた全国的にも稀な工芸品が多く存在しています。私からはそんな東北の伝統工芸品(※)を色々紹介できればなーと思っています。 今回ご紹介するのはズバリ、「津軽打刃物」です。 (※)厳密には「伝統的工芸品」と「伝統工芸品」があり「国が認定しているかどうか」の違いがあります。「伝統的工芸品」⊂「伝統工芸品」であり、「的」の字一つで結構大きな違いがあるの

伝統工芸ってなんだっけ?暮らしの道具の本質を探る、家具職人たち

今回伺ったのは、「木響」という家具工房を営む関谷周一さんと佐々木淳一さん。 椅子やテーブルなど、現代のわたしたちの生活になじむ家具とともに、仙台箪笥の修理や制作に携わっています。 「伝統工芸」という話をすると、 真っ先に出てくるのが「守り続ける」「次世代につなぐ」「貴重な技術」のような言葉。 口数が少ない職人さんが、工房にこもって作業していて、弟子がいて…というような風景を思い描いてしまいがちです。 でも、「木響」さんたちの想いは、わたしたちのイメージと少し違っていました

奥会津で、一生ものに出会う。

はじめまして。とーかくライターの、もよさんです。 みなさん、バッグは好きですか? 生活をするにも、もちろんおしゃれをする上でも、かかせないアイテムです。 私の母も大好きで、特に母はこの籠バッグを長年大切に愛用しています。 実はこのバッグ、「奥会津編み組細工」といい、山ブドウの皮を使い、手作業で作られているんです。 その歴史は100年以上に及び、経済産業大臣により「伝統的工芸品」の指定を受けています。 伝統的工芸品というと、伝統的技術・技法を用いられた価値あるものと